グランカラモンのこだわり

DSC_0357オーナー、スーゾン・デラグラーブ ナタリー

ナタリーは本来は内科医で、夫アルベール・スーゾンと共に長年の夢であったリュベロンでの農業生活を2004年に実現させました。
彼女がワイナリーの指揮者であり、ワイン生産者であります。カラモンの土地を愛し、ぶどうの木を丹精込めて栽培しています。毎年同じようなワイン作りをするのではなく、自然の力を尊重する生産者でありたいと願っています。2013年より日本にも一部の商品を出荷しており、日本の皆様にもカラモンワインをお楽しみいただけるようになりました。

Vendanges人生の転機、それを支える変わらない日々

パリの都会で生まれ育ったナタリー。20年勤めた医者の仕事に一旦終止符をうち、リュベロンの田舎暮らしに憧れて移り住みました。第二の人生に農業の仕事・モノづくりを選んだのは、再婚して一緒になったアルベールと娘のエステアとの生活が第一にありました。豊かな自然の中、四季を十分に感じながら、できるかぎり自給自足に近いかたちで生活していけたらという思いがあったからです。子育てもしながら女性ワイン生産者としてスタートした2004年。まずは醸造学校に通って学びましたが、ぶどう畑の栽培はもちろん、醸造は毎年テキスト通りにはゆきません。そんな中で彼女なりに試行錯誤を重ね、経験を積み、独自に技術を高めてゆきます。今では毎年ワインの国際コンクールで賞を獲るなど、彼女のワインは認められてきました。Labourage彼女の人生のエネルギーがどこから湧き出るのかとよく質問されますが、多忙な中でも20年間毎日ヨガを欠かさないこと、またアルベールが毎日愛情いっぱいの食事を作ってくれることなどに秘訣はありそうです。

ワインはいきもの

ナタリーをはじめ、ワイナリーのスタッフすべてが日々の暮らしからリュベロンの土地の個性、特徴、魅力を感じ取り、表現しながらここの土地にしかない個性を与えたワインを追求しています。
その年その年の気候によってぶどうの出来映えが違うように、その年ごとの特徴を最大限に引き出し、伝統的減農薬法で自然派ワインを醸造、農作物としてのワイン作りに努めています。畑の管理、剪定、収穫、醸造、瓶詰め、ラベル貼りにいたる最初から最後までの工程をわたしたち家族が行っています。

一歩一歩大切に

Famille Souzan Delagraveわたしたちグランカラモンは、大切に丁寧に、ひとつひとつの段階で、家族、そして仲間たちと密なコミュニケーションをとりながら力を合わせて生産しています。みなさまにお届けするまでにさまざまなドラマがありますが、ここリュベロンの土地で自然と共生しながらたくましく育ったぶどうで作られたワインを、日本のみなさんのご家庭で楽しんでいただけたら幸いです。


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グランカラモンのロゴの由来
mains[]cropped-12312462_1100739673293288_253694142_n-1.jpgわれわれカラモンの造り手の気持ちがお客様に伝わりますようにと考えてカラモンのロゴの原型は生まれました。
ぶどう畑での作業、醸造所、瓶詰めに至るまですべて自分たちの手で行っていくこと。
そして、カラモンの畑をとりまく環境がカラモンワインの個性となって出てくるので、カラモンの自然、そして地球全体の自然環境を意識し、常に誠実な姿勢でのモノづくりを続けていきたいという願いからカラモンのロゴマークとなりました。